北海道内に数あるゴルフ場の中でも、滝のカントリークラブが別格の存在感を放ち続ける最大の理由は、卓越したコースクオリティとトーナメント開催を通じて磨き抜かれた戦略性にあります。1975年の開場以来、半世紀近くにわたり札幌近郊の本格派チャンピオンコースとして歴史を積み重ねてきました。
その実力を全国に知らしめたのが、JLPGAツアー公式戦「大東建託・いい部屋ネットレディス」の開催です。女子プロ屈指のショットメーカーたちが挑んだ舞台は、フェアウェイの絶妙なアンジュレーションとガードバンカーの巧みな配置、そして傾斜が複雑に絡み合う高速ベントグリーンによって、数々のドラマを生み出しました。
札幌市南区の原生林をそのまま活かした景観美は、訪れるプレイヤーに北海道ゴルフの醍醐味を五感で実感させます。単に距離が長いだけでなく、ティショットの落とし所からセカンドショットのクラブ選択に至るまで、プレイヤーの判断力と技術が常に試される構造こそが、多くのゴルファーを魅了する核心といえます。