二人の出会いは、社会現象を巻き起こした1998年の連続ドラマ『GTO』でした。型破りな熱血教師・鬼塚英吉を演じた反町隆史と、ヒロインの英語教師・冬月あずさを演じた松嶋菜々子。ドラマの現場で反町が松嶋のプロフェッショナルな姿勢と飾らない人柄に惹かれ、積極的にアプローチを重ねたことは、当時のドラマ制作関係者の間でも語り草となっています。
ドラマ終了後の1999年に本格的な交際へ発展し、約1年の交際期間を経て2001年2月21日、フジテレビのスタジオで緊急結婚記者会見が開かれました。当時27歳という、俳優として最も勢いのある時期の決断に、日本中が衝撃と祝福に包まれました。会見で反町は「僕の仕事に対して非常に理解を示してくれる」、松嶋は「嘘のない、ありのままの自分を出せる人」と語り、互いへの深い敬意を表明したのです。
翌2002年には、NHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』で共演。松嶋が主人公・まつを、反町が織田信長を熱演しました。この作品を最後に、二人は「私生活のイメージを作品に持ち込まない」という鉄則を掲げ、長きにわたる「共演完全NG」の時代へと入っていきました。