薮宏太のキャリアを語る上で欠かせないのが、早稲田大学人間科学部通信教育課程(eスクール)での学びです。2012年4月、当時22歳で入学した彼は、Hey! Say! JUMPの全国ツアーや舞台出演、レギュラー番組の収録が重なる過密スケジュールの合間を縫って学習を進めました。
通信教育課程とはいえ、早稲田大学のeスクールは単位取得や卒業論文のハードルが非常に高いことで知られています。薮は移動中の新幹線や楽屋にパソコンを持ち込み、レポート執筆と講義受講を継続。在学可能期間の限度である8年間(2026年3月卒業)をフルに使い切り、諦めることなく学位を取得しました。
当時のインタビューにおいて薮は、「途中で投げ出すことだけは絶対にしたくなかった」「応援してくれるファンや支えてくれる関係者に対して、最後までやり抜く姿を見せたかった」と述懐しています。この経験は、後に彼が挑戦する本格的なミュージカルや専門的な解説業務における強固な忍耐力と論理的思考力の基盤となっています。