Q1:ばね指は完全に放置していても自然治癒することはありますか?
A1:極めて軽度かつ手を全く使わない環境を作れるのであれば自然治癒することもありますが、日常生活で手を使わざるを得ない以上、放置すると腱鞘の狭窄と腱の肥大が進み、悪化するリスクの方が高くなります。早期の固定や安静ケアが必要です。
Q2:湿布を貼るだけでばね指は治りますか?
A2:消炎鎮痛成分を含む湿布は、表面的な痛みを和らげる効果は期待できますが、腱鞘の構造的な狭窄や肥厚を根本から解消するものではありません。痛みを一時的に麻痺させて手を使いすぎてしまうリスクもあるため、サポーター等による固定と併用することが重要です。
Q3:ステロイド注射は痛いと聞きましたが、何回まで打てますか?
A3:腱鞘内への注射は神経が集まる部位のため一時的な痛みを伴いますが、効果は非常に高いです。ただし、短期間に頻回(目安として3回以上)打つと腱が変性して脆くなり、断裂する危険があるため、効果が持続しない場合は手術が検討されます。
Q4:産後や更年期のばね指は、時期が過ぎれば自然に治りますか?
A4:ホルモンバランスが安定することで炎症が落ち着くケースは多く見られます。しかし、ホルモンバランスが戻るまでの間に患部を酷使して腱鞘が線維化(硬化)してしまうと、時期が過ぎても指の引っかかりが残る可能性があるため、症状が出ている間の保護・安静が欠かせません。