検索エンジンで店名を打ち込んだ際、多くのユーザーを不安にさせる「まるさ水産 閉店」というサジェストワード。この噂の出所を追跡すると、外食チェーン特有のスクラップ&ビルド戦略と、ネット情報の伝言ゲームが引き起こした誤解であることが判明しました。
コロナ禍以降の外食産業では、郊外型大型店舗の賃貸借契約満了に伴う見直しや、採算性に基づく統廃合が業界全体で加速しました。まるさ水産においても、過去数年間に一部の郊外店舗が惜しまれつつ閉店したり、系列の別業態へリニューアルされたりした事例が複数存在します。地域で愛されていた店舗の営業終了が地元客の間で大きな話題となり、「まるさ水産が閉まってしまった」という局所的な投稿がSNS上で拡散。それがやがて「チェーン全体が撤退するのではないか」という根拠のない懸念へと拡大解釈されたのが事の真相です。
公的グルメポータルや公式の出店状況を確認すると、2026年現在もまるさ水産は愛知県に11店舗、岐阜県に2店舗、三重県に1店舗の計14店舗体制で安定した営業を継続しています。東海エリアのドミナント戦略を堅持しつつ、収益基盤の強固な店舗へのリソース集中を進めている段階であり、「ブランド自体の閉店・撤退」という噂は明確なデマであると断言できます。