童磨は、鬼舞辻無惨配下の精鋭「十二鬼月」において、上弦の壱・黒死牟に次ぐ序列第2位の地位を占める強敵です。普段は穏やかで親しみやすい青年のような口調を崩さず、味方であるはずの鬼たちにも気さくに接しますが、その内面には他者への共感や痛覚が一切存在しない完全な精神的虚無が横たわっています。
彼の表の顔は、信者数百人を抱える宗教団体「万世極楽教」の教祖です。苦しみから救済するという名目で信者を自らの肉体に取り込み(捕食し)、永遠の命を与えるという独自の論理を本気で信じ切っています。特に栄養価が高いとされる若い女性を好んで喰らい、蟲柱・胡蝶しのぶの姉である元花柱・胡蝶カナエの命を奪った張本人でもあります。
アニメシリーズにおける童磨の声優を務めるのは宮野真守氏です。『遊郭編』第11話(最終話)で上弦の陸時代の姿として初登場した際、わずか数分の出演でありながら、底知れない狂気とねっとりとした甘い声音を披露し、SNSのトレンドを席巻しました。制作関係者の証言やファンの声を見ても、「無邪気さと残虐性が同居する童磨の薄気味悪さをこれ以上なく具現化している」と絶賛されており、劇場版『無限城編』のスクリーンで展開される心理戦でも観客を圧倒しています。