乃木坂46にまつわるスキャンダル情報の中には、悪意ある切り取りや誤解によって事実無根の噂が一人歩きしたケースが少なくありません。その代表例が、かつて絶対的エースとしてグループを牽引した齋藤飛鳥の「青学事件」と呼ばれるネット上の風評被害です。
齋藤飛鳥が15歳だった当時、青山学院大学の学園祭をメンバー複数名で見学に訪れていた写真や、当時のLINEアカウント・裏垢流出疑惑がネット掲示板に投稿されました。「男子学生と合流していた」「運営からペナルティを受けた」といった真偽不明の尾ひれが付き、一時は「青学事件」という大仰な名称で拡散されました。しかし、報道各社や関係者への取材を照らし合わせても、公序良俗に反するような処分対象の事実は一切存在しませんでした。
実際には単なる高校生年代のメンバー同士による学園祭訪問に過ぎず、当時アンダーメンバーだった齋藤飛鳥がそこから這い上がり、圧倒的なストイックさでセンターへと上り詰めた軌跡こそが真実です。根拠なきネットの悪意に対抗するため、自らのパフォーマンスでアンチを黙らせた典型的な事例と言えます。
また、5期生の川﨑桜に関しても、2024年に男性の肩に寄り添う画像が流出して炎上騒動へと発展しました。しかし実態を徹底検証すると、その画像はデビュー前、筑波大学附属駒場高校の文化祭で行われた「Mr.筑駒コンテスト」のステージ企画にゲスト登壇した際の一コマであることが判明しています。大勢の観客が見守る公開ステージ上の演出写真が、あたかも「密室でのプライベートツーショット」であるかのように切り取られて拡散されたものであり、スキャンダルとは呼べない完全なミスリードでした。