ネット上のコミュニティでは、この架空ペルソナに対する困惑がリアルタイムで共有されています。大手知恵袋サイトには「最近神宮詩織から3000万支払いますという詐欺メールが頻繁に来る。永久に来るのか?」という切実な投稿が寄せられており、受信拒否を設定してもアドレスを変えて執拗に送りつけられる手口に頭を抱えるユーザーの姿が浮き彫りになっています。
SNSプラットフォームのX(旧Twitter)上でも「#神宮詩織」を検索すると、実際に届いた文面のスクリーンショットを添えて注意喚起を促すポストが散見されます。また、Facebook上にも同姓同名のアカウントがいくつか見受けられますが、いずれも本件の詐欺グループとは無関係の一般人か、あるいは信用性を偽装するために作られた休眠アカウントであり、神宮詩織の公式SNSと呼べる正規の発信元は皆無です。
現場のセキュリティ関係者は「送信者が実在感を出すために、あえて古風で信頼感のあるフルネームを用いる傾向がある」と指摘します。実態のない名前に翻弄され、返信や個人情報の送信を行ってしまうことが二次被害への入り口となっています。