ネット上の簡易解説記事では「PDFを画像に変換して貼れば綺麗になる」とだけ書かれているケースが目立ちます。しかし、これには重大な落とし穴が存在します。
どれほどPhotoshopや高機能ツールで300dpi以上の超高解像度画像を作成してWordに貼り付けても、ファイルを「保存」した瞬間にWordが規定の220ppiや150ppiへ強制リサイズしてしまう仕様です。このため、「貼り付け直後は鮮明だったのに、保存して再度開くとぼやけている」という不可解な画質劣化が発生します。
このトラブルを永久に防ぐには、Wordのオプション画面にある「詳細設定」>「イメージのサイズと画質」欄で、「ファイル内の画像を圧縮しない」を有効化する設定が必須です。この1箇所のトグルを切り替えるだけで、ベクターライクな極めて鮮明な印刷品質を維持できるようになります。