2026年現在、ホテル椿山荘東京「ル・ジャルダン」のアフタヌーンティーは、原材料やホスピタリティ品質への投資を反映し、アフタヌーンティーが7,800円~、イブニングハイティーが8,000円台後半~の価格帯で展開されています。一見すると強気の価格設定に映るかもしれませんが、提供される内容の精緻さとボリュームを鑑みると、そのコストパフォーマンスは極めて堅実です。
季節ごとに刷新されるシーズナルメニューは、日本の四季とフレンチの技巧が融合した独自の世界観を提示しています。例えば、秋の味覚として絶賛を博した「洋梨×いちじくアフタヌーンティー」では、みずみずしい洋梨と芳醇ないちじくを主役に据えたスイーツはもちろん、セイボリーに秋刀魚などの旬魚を取り入れるなど、一般的な「甘いお菓子尽くし」とは一線を画す本格的な料理仕立てとなっています。さらに、伝統の製法を守り続ける自家製スコーンは、クロテッドクリームとジャムを添えて提供され、これを目当てに通い続ける熱心な愛好家も少なくありません。
昼のアフタヌーンティーに加え、夕刻から提供される「イブニングハイティー」の存在も見逃せません。グラスシャンパン、華やかなオードブルスタンドに加え、ホテル伝統の極上ローストビーフがセットになっており、男性利用者やビジネスの会食、ディナーデートとしても確固たる地位を築いています。