初公犯から判決に至る法廷劇は、日本中のワイドショーを独占しました。逮捕容疑となった覚醒剤の使用について、本人は取り調べ段階で事実関係を認めており、東京地裁で行われた裁判では「プレッシャーや気の緩みから手を出してしまった」と犯行動機を供述。2017年12月に言い渡された判決内容は「懲役1年6月、執行猶予3年」(求刑:懲役1年6月)という有罪判決でした。
この事件が社会に与えたインパクトを語る上で欠かせないのが、父である清水アキラが見せた痛恨の記者会見です。詰めかけた報道陣の前で大粒の涙を流し、「私の育て方が悪かった」「ばか野郎と言いたい」と頭を垂れた姿は、昭和から続く「親が責任を背負う芸能一家の悲哀」の象徴として消費されました。事務所からの即時解雇が発表され、良太郎は芸能界の表舞台から完全に姿を消すことになります。
しかし、試練はそれだけでは終わりませんでした。執行猶予期間が満了した後の2026年4月、妻に対する傷害容疑で再び逮捕されるという衝撃のニュースが報じられます。夫婦喧嘩の末に妻を押し倒し、怪我を負わせた疑いでした。この事件は後に不起訴処分(起訴猶予等)となったものの、度重なる警察沙汰によって「二世タレントの更生は容易ではない」という厳しい世論が定着する決定打となりました。