虎ノ門エリアで最も多くの利用者が直面する課題が、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」と東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」の乗り換え動線です。両駅は同一駅名ではないものの、公式な乗換指定駅となっており、ICカードまたは乗換乗車券を利用することで60分以内の改札外乗り換えが適用されます。
虎ノ門駅と虎ノ門ヒルズ駅の地下通路徒歩ルートは、距離にして約350m〜400m、標準的な歩行速度で徒歩約5分〜7分を要します。移動の要となるのは、虎ノ門駅の地下1階(西改札方面)から虎ノ門ヒルズ 森タワー・ビジネスタワーを経由してステーションタワー地下の「ステーションアトリウム」へと延びる地下歩行者ネットワークです。全行程が完全に屋内の地下通路で結ばれているため、雨天時や猛暑日でも外気に触れることなく快適に移動できます。
ただし、乗り換え時に絶対に知っておくべき現場のリアルがあります。それは虎ノ門駅での乗り換え日比谷線ルートを利用する際、銀座線の降車ホームによってアプローチが異なる点です。浅草方面行きホーム後方(渋谷寄り)または渋谷方面行きホーム前方(渋谷寄り)にある「西改札(11・12番出口方面)」から出ることが最短への必須条件です。反対側の「東改札」から出てしまうと、地下2階の連絡通路を経由するか地上を歩く羽目になり、余計に3〜5分のタイムロスが発生します。