現在、アンテナ端子や屋外アンテナを使わずに地上波の番組を視聴するアプローチは、主に5つのルートに大別されます。利用者の住環境、視聴頻度、コストに対する考え方によって最適な手段は大きく異なります。
1つ目は、地上波テレビのネット配信(無料)を活用する方法です。民放公式ポータルのTVerをはじめとする配信サービスを使えば、手持ちのスマートフォンやタブレット、パソコンはもちろん、Google TVなどを搭載したスマートモニターでも即座に視聴を開始できます。
2つ目は、光回線のテレビオプション(光テレビ)の導入です。フレッツ・テレビやドコモ光テレビオプションなどのサービスは、光ファイバー網を経由して地上デジタル放送とBS放送の電波を変換して届けます。天候に左右されず、アンテナ不要で従来のテレビ受像機にそのまま映せる安定性が強みです。
3つ目は、室内用地デジアンテナの設置です。屋外に大掛かりなアンテナを立てる工事を行わず、窓際やテレビ台の裏などに小型の受信ユニットを置くことで、電波を直接キャッチします。初期費用数千円のみで完結する手軽さがあります。
4つ目は、パソコン用の地デジチューナーを接続する方法です。USB接続タイプの外付けチューナーやネットワーク経由のチューナーユニット(nasneなど)を利用し、PC画面を高機能なテレビ受像機として機能させます。
5つ目は、ケーブルテレビ(CATV)の利用です。地域に密着したCATV回線を引き込むことで、地上波だけでなく専門チャンネルや地域情報番組をまとめて視聴できます。