洋楽ファンの間で頻繁に混同されるのが、バックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys)が歌う「I Wanna Be with You」との関係性です。結論から言うと、この2曲はタイトルが完全に同一であるものの、メロディも歌詞もまったく異なる完全な同名異曲です。
バックストリート・ボーイズの楽曲は、1995年から1996年にかけて制作された彼らの国際版デビューアルバム『Backstreet Boys』に収録されたトラックです。伝説的プロデューサーのマックス・マーティンやデニス・ポップが率いたスウェーデンのCheiron Studiosで生み出された、90年代特有の弾けるユーロビート調のダンス・ポップに仕上がっています。さらに遡れば、1972年にエリック・カルメン率いるラズベリーズ(Raspberries)が発表したパワーポップの原点ともいえる名曲「I Wanna Be with You」も存在します。
それぞれの楽曲が持つ背景と特徴を客観的な指標で比較すると、その違いは明白です。
このように、同じタイトルでありながら時代やジャンルごとに異なるアプローチが取られており、カバー曲ではなく独立した楽曲としてそれぞれの歴史を築いてきました。