Q1:通常の正圧専用圧力計に負圧がかかってしまうと壊れますか?
A1:壊れる可能性が非常に高いです。正圧計の内部ブルドン管は膨らむ方向の力に合わせて設計されており、負圧が加わると管が内側に強制収縮され、内部リンク機構が逆方向に引っ張られて変形・脱落します。一度でもゼロ点が狂った圧力計は正しい指示値を示さなくなるため、負圧が生じる可能性があるラインには必ず連成計を設置してください。
Q2:エアコン施工で、マニホールドの連成計の針が0点に戻らなくなりました。修理できますか?
A2:文字盤のカバーを外した中央やガラス面に「ゼロ点調整ネジ」があるタイプであれば、大気圧開放状態でネジを回して0位置に復帰させることが可能です。ただし、落下衝撃や急激な過大圧力(サージ圧)でブルドン管そのものが永久変形している場合、ゼロ点だけを合わせても中間圧力の精度が狂っています。安全と施工品質を最優先するならゲージヘッドごとの新品交換を推奨します。
Q3:デジタル連成計とアナログ(ブルドン管)連成計はどちらを選ぶべきですか?
A3:用途と予算で選びます。アナログ式は電源(電池)が不要で、直射日光下の視認性に優れ、圧力変動の傾向(針の動くスピード)を直感的に把握できるため、足場の悪い現場作業で根強い人気があります。一方、デジタル式は数値の読み取り個人差がなく、単位換算が容易でデータロギング機能を持つものもあります。精密な数値記録が求められる試運転調整や報告書作成が伴う現場では、デジタル連成計が圧倒的に有利です。