作中では剣技の描写が控えめだった村田さんですが、実は「水の呼吸」の使い手であることが公式設定で明かされています。炭治郎や義勇のように鮮やかな水しぶきのエフェクトが見えないのは、公式ファンブックによると「剣技の練度がそこまで高くないため、エフェクトが薄すぎて視覚化されない」という理由によるものです。
さらに驚くべきは、村田さんが水柱・冨岡義勇や錆兎と最終選別を共にした正真正銘の「同期」である点です。あの選別は、錆兎が藤襲山の鬼をほぼ一人で討伐したことで村田さんを含む大半の候補生が生き残った特殊な年でした。義勇自身も鬼を一体も倒せずに生き残った負い目を抱えていましたが、無限城の乱戦の中で義勇が「村田!」と名前を叫んで呼びかけるシーンは、二人が過酷な年月を越えて互いを認識し合っていたことを示す屈指の名場面です。
柱の領域には届かずとも、過酷な最終選別を突破し、数年にわたり鬼狩りとして前線を生き抜いてきた実績は、一般隊士の中では間違いなくトップクラスのエリートであることを証明しています。