手入れの段階で初心者が最も陥りやすい罠が、「水と肥料のやりすぎ」です。コスモスの水やりと肥料の注意点として、コスモスは常に土が湿っている状態を極端に嫌います。地植えの場合は根付いた後の降雨のみで十分育ち、プランター栽培でも「土の表面がしっかり乾いてからたっぷり与える」というメリハリが欠かせません。
また、肥料に含まれる窒素分が多すぎると、茎や葉ばかりが巨大化して花芽がつかない「木ボケ」という現象が起きます。元肥として緩効性肥料を少量混ぜる程度に留め、追肥はほとんど必要ありません。
さらに、背が高くなったコスモスが倒れる原因と支柱の立て方も事前に把握しておきましょう。コスモスの茎は中空で柔らかく、雨風の重みで倒伏しやすい特徴があります。草丈が40〜50cmに達した段階で、株の根元近くに園芸用の支柱を立て、麻ひもで「8の字」を描くように茎と支柱を緩めに結びつけておくと、秋の台風や強い風雨でも美しく直立した姿を維持できます。