2019年にパドレスへ加入して以降、マチャドはペトコ・パークという打者不利(ピッチャーズパーク)で知られる本拠地環境をものともせず、チームの中心打者として打線を牽引してきました。パドレスの打撃成績を語る際、マチャドがもたらした最大の変革は「得点圏での勝負強さ」と「試合終盤の決定力」にあります。
Statcastの追跡データや現地メディアの取材記録によると、マチャドの「WPA(Win Probability Added=勝利期待度加算値)」は常にナショナル・リーグ上位に位置しています。特に走者を二塁・三塁に置いた場面でのアプローチは秀逸で、追い込まれてからのノーステップ打法や右方向への鋭い流し打ちなど、状況に応じたチームバッティングを徹底しています。
現地サンディエゴの担当記者は取材に対し、「マチャドは単に数字を稼ぐ打者ではなく、相手投手が最も嫌がるカウントで最も痛打を浴びせる知性派スラッガーだ」と証言しています。フェルナンド・タティスJr.やザンダー・ボガーツといった強力なタレントが並ぶ打線において、4番・三塁手としてどっしりと構えるマチャドの存在は、相手バッテリーにとって最大の脅威であり続けています。