手書きで楽譜を作成する際や採譜(耳コピ)を行う場面では、16分休符の記法ルールを正しく知っておく必要があります。
16分休符は、五線譜の第4線あたりから斜め下にペンを滑らせ、左側に小さな玉(フック)を2つ並べて描きます。上のフックは第3間、下のフックは第2間に収めるのが標準的なルールです。8分休符と混同されないよう、2本のフックが明瞭に見える角度と間隔を保つことが読みやすさの鍵を握ります。
また、応用として登場する付点16分休符は、16分休符の右側に小さな点を1つ添えて表記します。長さは「16分休符(1/4拍)+その半分の長さである32分休符(1/8拍)」となり、合計で0.375拍分(32分音符3つ分の長さ)を休みます。直後に32分音符が1つだけ置かれる特徴的なリズムパターンなどで多用される記譜法です。