同校の躍進を語る上で欠かせないのが、長年にわたりチームの指揮を執る東京実業高校サッカー部 監督およびコーチングスタッフによる強固な指導体制です。掲げられるテーマは一貫して「人間形成」と「走力・球際の徹底」。派手な個人技に頼るのではなく、11人全員が連動して連動守備を行い、一瞬の隙を突いてゴールへ迫るリアリズムがチームの根底に流れています。
一方、受験生や保護者が最も気にするポイントの一つが、東京実業高校 サッカー部 グラウンド環境です。学校キャンパスがある大田区蒲田の敷地内にはフルサイズのサッカー場を確保できないため、部員たちは放課後、専用バス等を利用して神奈川県相模原市方面などに位置する専用運動場(人工芝・天然芝環境)へ移動してトレーニングを行っています。
平日の移動時間は往復で一定の負荷がかかるものの、照明設備が完備されたフルピッチの人工芝グラウンドを日常的に確保できる点は、東京都内の都市型高校としては大きなアドバンテージです。移動時間を通じて部員同士のコミュニケーションが深まり、強固な結束力が醸成されるという副次的効果も現場指導陣から指摘されています。