黒柳さんの年齢を語る上で外せないのが、テレビ朝日系で放送されている看板番組『徹子の部屋』です。1976年2月2日にスタートした同番組は、2026年2月をもって放送開始50周年の節目を迎えました。
2011年には「同一司会者によるテレビトーク番組の最多放送回数」としてギネス世界記録に認定され、その後も自らの持つ世界記録を日々更新し続けています。累計放送回数は1万3,000回をはるかに突破し、国内外の政財界人、文化人、ハリウッドスター、新進気鋭の若手タレントまで、あらゆるジャンルの人物を迎え入れてきました。
番組関係者の証言によると、黒柳さんは収録前にゲストの事前資料や著書を徹底的に読み込み、付箋だらけになった台本を前に自らの言葉で質問を組み立てています。台本通りの進行を好まず、「その場の生の対話」を最も重視する姿勢こそが、半世紀にわたって番組がマンネリ化せず、みずみずしい魅力を保ち続ける最大の要因です。