四季折々の表情を見せる打上川治水緑地において、爆発的な人出を記録するのが春の桜ライトアップ期間です。園内中央の水路・遊水池沿いに植えられた約200本のソメイヨシノが一斉に咲き誇り、夜間特別演出が施されると、水面が鏡のように夜桜を反射させる「逆さ桜」の絶景が出現します。
近隣の商業ライトアップイベントと一線を画すのは、光の設計が水辺の生態系や周囲の住宅環境に配慮した上品なトーンで統一されている点です。春の開花期に開催される寝屋川市の公式さくらイベントでは、地元飲食店のキッチンカーが出店する年もあり、夕暮れ時から夜間にかけて幻想的な遊歩道をそぞろ歩くカップルやファミリーで賑わいを見せます。
さらに秋には、風情ある月見の宴が開催され、特設ステージでの邦楽演奏や竹あかりの柔らかな光が水辺を包み込みます。また、夏の終盤を告げる北河内屈指のビッグイベント「寝屋川まつり」のメイン会場としても親しまれており、市民の季節の記憶に深く刻み込まれる中核プラットフォームとして機能しています。