肩の痛みは心臓発作の前兆か?左肩の放散痛と命を救う見分け方の真実に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
筋肉疲労による一般的な肩こりや整形外科的な疾患(頸椎症、肩関節周囲炎など)と、心疾患による肩の痛みには明確な鑑別ポイントが存在します。最大の違いは、「動作や姿勢による痛みの変化の有無」と「痛みの性状・持続時間」です。
鑑別項目一般的な肩こり・五十肩狭心症(労作性・冠攣縮性)急性心筋梗塞(重篤)主な痛む場所首すじ、僧帽筋、肩関節周辺(左右差は生活習慣依存)胸中央部から左肩、左腕の内側、下顎、喉へ広がる胸部全体、左肩、左肩甲骨、背中、みぞおちに激しく放散痛みの性質重だるい、張っている、ピンポイントで押すと痛い締め付けられる(絞扼感)、圧迫感、焼けつくような不快感押しつぶされるような激痛、表現しがたい強い圧迫・焼灼感発生のタイミング長時間の同一姿勢、腕を動かした瞬間など階段昇降、早歩き、寒冷刺激(安静時発作の型もあり)労作時だけでなく、就寝中や早朝の安静時にも突発的に出現痛みの持続時間数日〜数週間持続(慢性化しやすい)数分〜15分以内(安静にすると徐々に軽快)20分〜数時間以上持続(安静にしても一切治まらない)随伴症状頭痛、眼精疲労、首のこわばり軽度の息切れ、動悸、胸部の圧迫感冷や汗、呼吸困難、嘔気・嘔吐、顔面蒼白、意識混濁
整形外科的な肩の異常であれば、「腕を特定の角度に上げるとズキッと痛む」「患部を指で指し示せる(圧痛点がある)」という特徴があります。一方で心臓由来の痛みは、「腕を回しても痛みの強さが変わらない」「肩の奥深くが掴まれるように痛むが、手で押しても痛い場所が特定できない」という決定的な相違点があります。