自作を始める初心者が最も陥りやすい致命的な過誤が、原料のグレード選択です。ホームセンターや100円ショップの清掃コーナーで安価に販売されている製品を「同じ重曹だから」「同じクエン酸だから」と口にしてしまう事故が後を絶ちません。
食品用重曹 クエン酸 違いの核心は、「製造ラインの衛生基準」と「不純物の許容度」にあります。掃除用 食品用 見分け方はパッケージ裏面を見れば一目瞭然です。
・掃除用(工業用):医薬品医療機器等法や食品衛生法の管轄外。製造工場での防塵・衛生管理が食品基準ではなく、重金属(ヒ素や鉛)などの不純物除去基準が緩やか。絶対に経口摂取してはいけません。
・食品用(食品添加物規格):食品衛生法に基づき認可された原料。パッケージに「食品添加物」または「食品用」と明確に記載されています。
・日本薬局方(医薬品):最も高純度で厳格な精製管理が施されたグレード。ドラッグストアの胃腸薬コーナー等で販売されており、安全性は最高レベルです。
自作する際は、必ず「食品添加物」以上のグレードを選ぶことが、健康被害を回避する絶対防衛ラインとなります。