そもそも、冨樫義博氏と久保帯人氏の両名が手掛けた作品には、深い親和性が存在する。90年代から2000年代にかけて『週刊少年ジャンプ』の黄金期を牽引してきた両作は、単なるバトル漫画の枠に収まらない重厚なダークファンタジーとして不動の地位を築いた。
心理戦の極致を見せる『HUNTER×HUNTER』の緻密な能力バトルと、独特の詩的言語感覚と言形美で魅せる『BLEACH』の世界観。集英社が誇るこの二大巨頭のイズムは、現代のアニメクリエイターたちにも絶大な影響を与え続けている。世界観が交わるという発想自体が、ファンにとって至高のロマンなのだ。