全盛期の勢いは、まさに破竹の勢いだった。だが、その光り輝く栄光の陰には、十代の少女たちが抱えていた葛藤と泥臭い下積みの日々が隠されていた。当時のオーディションをきっかけに集まったメンバーたちは、最初から順風満帆だったわけではない。事務所の合宿所で膝を突き合わせ、夜な夜な楽曲制作に没頭した日々は、まさに青春の熱病そのものだった。
当時の関係者が口を揃えて語るのは、圧倒的なメロディセンスと妥協を許さない楽曲制作への執念だ。若さゆえの葛藤や衝突を乗り越え、スタジオに籠もりきりで生み出された旋律の数々。少女たちが自らの手で楽器を奏で、自らの言葉で等身大の情熱を歌い上げたスタイルは、当時の音楽シーンにおいて極めて先駆的であり、画期的な挑戦だったのだ。