富山側の「立山駅」から長野側の「扇沢駅」へと横断する立山黒部アルペンルートの通り抜け所要時間は、観光を含めて通常6時間から8時間を見積もる必要があります。純粋な乗り物の乗車・乗り継ぎ時間だけでも約4時間半を要するため、途中下車して黒部ダムの放水を眺めたり、みくりが池周辺を散策する時間を加味すると、朝一番の出発が鉄則です。
混雑を避け、スムーズに乗車するための最大の武器となるのが公式の「WEBきっぷ」事前予約です。当日券の購入窓口はゴールデンウィークやお盆、紅葉シーズンの連休になると早朝から2時間以上の大行列が発生し、午前中の早い段階で当日枠が完売することもあります。
WEBきっぷの予約システムでは、利用日の約1ヶ月前から希望の出発時間帯を指定して購入できます。購入後に発行されるQRコードを現地の自動受取機にかざすだけで発券が完了するため、窓口に並ぶ時間を完全にカットできます。
また、2024年11月に半世紀以上の歴史に幕を下ろした「立山トンネルトロリーバス」に代わり、現在運行しているのが環境配慮型の「立山トンネル電気バス(EVバス)」です。室堂と大観峰の間を静粛かつスムーズに結び、排気ガスを出さないクリーンな乗り心地として利用客から高い支持を得ています。続く「立山ロープウェイ」は大観峰から黒部平まで支柱が1本もないワンスパン方式を採用しており、360度の大パノラマを楽しめる絶景ポイントです。