「警報が出たら何が何でも屋外の指定避難所へ行かなければならない」という固定観念は、時として裏目に出ます。外の気象状況や道路の冠水状況によっては、無理な外出がかえって命を奪う結果につながるからです。
すでに道路が膝の上まで水につかっている場合や、猛烈な暴風で屋根瓦や看板などの飛散物が飛び交っている状況では、屋外への飛び出しは極めて危険です。水深が浅く見えても、濁流の足腰への圧力は強烈で、大人の男性でも簡単に流されます。
このような極限状態に陥った場合は、自宅や近くの頑丈な建物の2階以上へ移動する「垂直避難」に切り替えてください。さらに、崖や斜面から離れた側の部屋に身を寄せることで、万が一の土砂流入や崩壊から身を守る確率を高めることができます。