カルロス・ゴーンはなぜ捕まらない?レバノン逃亡の真相と現在の豪邸生活

カルロス・ゴーンはなぜ捕まらない?レバノン逃亡の真相と現在の豪邸生活

カルロス・ゴーンはなぜ捕まらない?レバノン逃亡の真相と現在の豪邸生活の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

世界を唖然とさせた逃亡劇が実行されたのは、2019年12月29日のことでした。ゴーン被告は保釈中の身であり、住居の制限や厳重な監視下に置かれていましたが、その隙を突いて都内の制限住居を脱出。新幹線で大阪へと移動しました。

脱出の手口は極めて周到でした。民間警備会社を装った米軍特殊部隊「グリーンベレー」の元隊員ら強力な協力者を手配し、大型の音響機器用ハードケース(楽器箱)の中に身を潜め、関西国際空港のプライベートジェット専用ゲートを通過。当時の関空では、プライベートジェットの手荷物検査において大型ケースがX線検査機に入り切らず、目視検査もすり抜けられる盲点が存在していました。

プライベートジェットでトルコ・イスタンブールへと飛び、そこで別の航空機に乗り換えてレバノンのベイルートへ到着。なぜ逃亡という過激な手段を選んだのかについて、被告本人は「有罪率99.4%を超える日本の人質司法から逃れ、公正な裁判を受ける権利を守るためだった」と主張しています。しかし、巨額の保釈金15億円は没収され、正当な法的手続きを放棄した国際逃避行として厳しい非難を浴びました。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。