こうした状況に対して警鐘を鳴らすのが、空調機器のリーディングカンパニーであるダイキン工業株式会社だ。同社をはじめとする主要メーカーは「室外機は雨風に耐える設計にはなっているものの、下部からの逆噴射や高圧の水圧による散水は想定していない」と一貫して注意を呼びかけている。
業界団体である一般社団法人日本冷凍空調工業会も、不適切な水かけ行為が感電やモーター類の不具合、錆の発生を早める原因になると指摘。水圧によって熱交換器のアルミフィンが変形すると、風通しが悪化して逆に冷房効率を下げてしまう。家電・空調設備産業全体として、ユーザーによる安易な直接散水に対する危機感を強めているのだ。