定価が上がれば一般的には買い控えが起きるものですが、クロムハーツの場合は全く逆の現象が起きています。ブランドの信頼性と希少性が高まった結果、クロムハーツの資産価値が高級時計やファインアートと同じ水準で語られるようになりました。
特に注目すべきは、驚異的なクロムハーツのリセールバリューです。一般的なファッションアイテムは購入直後から価値が下落しますが、クロムハーツの人気モデルは中古市場でも値崩れがほとんど起きません。それどころか、直営店での在庫枯渇が常態化している影響で、人気アイテムは定価と同等か、モデルによっては定価以上のプレミアム価格で売買されるクロムハーツ中古相場高騰が定着しています。
「数年愛用した後に手放しても、購入時と同等以上の価格で売却できる」という市場の確信が買い手の心理的ハードルを下げ、高額な定価であっても購入者が後を絶たないサイクルを生み出しています。