津田塾大学、日本女子大学とともに「女子大御三家」と称されてきた東京女子大学ですが、近年の受験市場における序列や入試難易度はどのような位置にあるのでしょうか。
大手予備校(河合塾・駿台・東進)の最新データによると、東京女子大学の偏差値帯は47.5〜57.5付近で推移しています。学科別では、心理・コミュニケーション学科や国際社会学科の英語文学文化専攻・国際関係専攻が上位に位置し、堅実な難易度を保っています。
共学志向や理系シフトの波を受け、1990年代初頭のバブル期に見られた「早慶上智に迫る偏差値」と比較すれば、数値上のボーダーは落ち着きを見せています。しかし、一般選抜に加えて総合型選抜や学校推薦型選抜の比率が高まった現在の大学入試において、単一の偏差値指標だけで大学の実質的価値を測ることはできません。
御三家のなかでも、英語・国際教育に特化した津田塾、実学や家政・栄養系も抱える日本女子大に対し、東京女子大学は「純粋なリベラルアーツと人間教育」を核としており、バランスの取れた教養人を輩出するポジションを堅持しています。