土鍋で一匹丸ごと炊き上げる本格調理に挑戦したい方向けに、料理人が実践する土鍋鯛めしプロの火加減と、ストレスのない骨の外し方を解説します。
【土鍋の火加減スケジュール】
・中強火(約8分):土鍋を火にかけ、フタの穴から勢いよく蒸気が吹き出すまで加熱します。
・極弱火(約12分):蒸気が出たらすぐに火を極限まで弱め、コトコトと出汁をお米に浸透させます。
・追い強火(約10〜15秒):炊き上がりの直前、一瞬だけ中強火に戻します。パチパチという乾いた音が鳴れば、極上の「おこげ」が完成した合図です。
・蒸らし(15分):火を止め、フタを開けずにそのまま15分間蒸らします。
炊き上がった後に直面する「骨取り問題」は、簡単な手順さえ知っていれば身を崩さず綺麗に処理できます。鯛の骨取り簡単テクニックの要点は、「炊き立ての直後に、一度魚を別皿へ取り出すこと」です。
炊飯直後の鯛は身がふっくらと縮み、骨との間に隙間ができています。尾側から頭に向かって箸を滑らせるように背骨を持ち上げると、主骨が一気に外れます。続いて背ビレ・腹ビレの付け根にある小骨と、頭部・カマ周辺の身をスプーンでほぐし、骨だけを完全に取り除いてから、身をご飯に戻してさっくりと切るように混ぜ合わせます。