横浜雙葉中学高等学校の進学実績を分析する際、最大の特徴は「母集団の少なさに対する合格密度の高さ」にあります。高校募集を行わない完全中高一貫体制のもと、1学年の卒業生数は約170〜180名にとどまります。この規模感でありながら、毎年叩き出す合格実績は目を見張るものがあります。
直近の進路実績を紐解くと、東京大学・京都大学・一橋大学・東京科学大学(旧東京工業大・東京医科歯科大)などの最難関国立大学に毎年コンスタントに合格者を輩出。さらに特筆すべきは、国公立・私立大学の医学部医学科への強さです。例年、学年の約15〜20%以上が国公立大・私立大の医学部医学科や薬学系・医療系学部へと進路を決めています。医師の家庭が多いという背景もありますが、中高6年間で培われる論理的思考力と理科教育の実験・探究プログラムが、理系志向の生徒を強力に後押ししています。
私立大学実績においても、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学への合格総数は毎年延べ150〜200件超に達します。上智大学やカトリック系大学への豊富な指定校推薦枠を確保している点も特徴ですが、指定校推薦に甘んじることなく一般選抜で難関大を突破する生徒が主流派を形成しています。「最後まで諦めずに努力を重ねる」という校風が、現役進学率の高さ(例年80%前後)に直結しています。