誕生月の花と花言葉一覧|1〜12月の由来と贈答の注意点を徹底解説

誕生月の花と花言葉一覧|1〜12月の由来と贈答の注意点を徹底解説

誕生月の花と花言葉一覧|1〜12月の由来と贈答の注意点を徹底解説の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

誕生花のルーツを辿ると、古代ギリシャ・ローマ時代の自然崇拝や神話体系に行き着きます。当時、草木や花にはそれぞれ司る神々が宿り、特定の月日に生まれた人間を守護するという考え方が存在していました。この思想が西洋占星術や暦と結びつき、月ごとの象徴花として定着していった経緯があります。

さらに19世紀のヴィクトリア朝時代のイギリスやフランスで「花言葉(Language of Flowers)」が大流行しました。感情を直接言葉にすることが厳しく制限されていた上流階級社会において、花に自らの心情を託して手紙代わりに贈り合う「花詞(はなことば)」文化が洗練されていったのです。

現代において「本やウェブサイトによって誕生花が異なる」という疑問が頻出する理由は、世界共通の公的基準が存在しないためです。日本国内においても、日本生花通信配達協会(JFTD)や日本生花商協会、各園芸出版社などが、日本固有の気候や流通事情(花市場での仕入れやすさ)に合わせて独自に選定しています。

加えて、365日すべてに割り振られた「日別の誕生花」に関しても、参照する文献(西洋の原典か、日本の現代フラワーデザイナーによる選定か)によって違いが生じます。どれか一つが絶対的な正解というわけではなく、相手に伝えたいメッセージや季節の流通状況に合わせて柔軟に選ぶことが業界の通則となっています。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。