ネット上の掲示板やSNSでは、「常陽カントリー倶楽部はビジターを寄せ付けない閉鎖的なコースではないか」「敷居が高すぎて初心者には無理」といった先入観が散見されます。しかし、現場取材を通じて見えてきた実態は大きく異なります。
確かにドレスコードやマナーには厳格ですが、スタッフやキャディの接客は非常に温和で親切です。名門特有の冷たさや排他性はなく、ルールを守るゴルファーであれば誰でも快く歓迎されるアットホームな気風が根付いています。
もう一つの盲点は、「フラットだから好スコアが出やすい」という思い込みです。高低差がないため体力的な消耗は抑えられますが、林に打ち込んだ際の脱出難度、巧みに配置されたバンカー、そして砲台グリーンの芝目の読みなど、技術的な要求は極めてハイレベルです。飛距離に頼る大味なゴルフではスコアを崩しやすく、コースマネジメントの基本を理解しているかどうかが如実に表れるコースと言えます。