購入者の間で時折見られる「開けたらドロドロの液体だった」「パッケージのように綺麗に出てこない」というトラブルは、製品の凝固メカニズムに関する誤解から生じています。
パンダ杏仁豆腐はゼラチンを主体として固めているため、25度以上の室温下ではゲル構造が緩み、半液状化する物理特性を持っています。店舗では常温の棚に並んでいるケースが多いですが、購入後そのまま常温でハサミを入れても固形の杏仁豆腐としては楽しめません。食べる前には必ず冷蔵庫で最低でも4〜6時間以上しっかりと冷却し、ゼラチンを完全に再結晶化させるプロセスが不可欠です。
また、パックから美しく取り出すための技術的アプローチも重要です。上部の圧着部をハサミで一直線に切り落とした後、パックの底面両サイドに爪楊枝やナイフの先で小さな空気穴を開ける、あるいは側面に軽く隙間を作って空気を送り込むことで、パック内部の真空状態が解除され、形を一切崩すことなく滑らかに滑り落ちてきます。