そのまま焼いて醤油やポン酢をかける定番の食べ方に飽きた際、丸干しが持つ「強い旨味とほどよい塩気」は、洋風・中華風の調味料と合わせることで劇的な進化を遂げます。デリッシュキッチン等のアイデアレシピでも好評を博している、短時間で完成するアレンジ法を紹介します。
いわし丸干しの濃厚スキレット・アヒージョ
丸干しはすでに塩分と旨味が凝縮されているため、アンチョビの代用として極上のオイル煮が完成します。
- 小鍋またはスキレットに、丸干し(2〜3尾)、薄切りにしたにんにく(1片)、鷹の爪、ミニトマト、マッシュルームを並べます。
- 具材が半分浸る程度までエクストラバージンオリーブオイルを注ぎ、弱火にかけます。
- オイルがふつふつと沸いてから5〜6分、いわしの身が柔らかくなるまでじっくり煮込みます。
いわしの塩気と内臓のビターなコクがオリーブオイル全体に溶け出し、バゲットが止まらなくなる極上バル風おつまみへと変貌します。
香草パン粉焼きと即席南蛮漬け
フライパンで焼いた丸干しの上に、みじん切りのパセリ・粉チーズ・ニンニク少々を混ぜたパン粉を乗せ、トースターで焼き色がつくまで2分加熱すれば、白ワインに寄り添う「香草パン粉焼き」が完成します。また、多めに焼いて余ってしまった丸干しは、千切りの人参・玉ねぎとともに酢・醤油・みりん・輪切り唐辛子を合わせた南蛮酢に漬け込むことで、翌日には骨まで柔らかくさっぱりと食べられる常備菜へと生まれ変わります。