こうした誹謗中傷や偏見に対し、ビリー・アイリッシュは沈黙することなく、音楽と自身の言葉で真っ向から反論してきました。その最も象徴的な例が、ツアー中に公開されたショートフィルム『Not My Responsibility(私の責任ではない)』です。
彼女はこの映像の中で、服を脱ぎ捨てていく演出とともに、「私が着る服を減らせば、私はふしだらな女になるの?」「私の価値はあなたの意見だけで決まるの?」と世間に問いかけました。他人が抱く勝手な期待や性的視線は、自分自身の責任ではないという痛烈なステートメントです。
さらにインタビューでも「女性の身体を『セクシーか否か』の二者択一でしか捉えられない社会の歪み」を繰り返し指摘。痩せ型を礼賛するルッキズムに対抗し、どんな体型であっても自分自身を愛し、着たい服を着るという真のボディポジティブを体現し続けています。