事件発生直後から、X(旧Twitter)や掲示板サイト「5ちゃんねる」、Yahoo!ニュースのコメント欄には膨大な数の意見が寄せられました。新横浜ホテル事件におけるネットの反応を検証すると、主に以下の3点に世論の関心が集中していました。
第一に、「新幹線の玄関口である新横浜駅のすぐそばでこのような残虐な事件が起きたことへの恐怖」です。駅周辺は横浜アリーナや日産スタジアムがあり、連日多くのイベント遠征客が利用する宿泊拠点でもあるため、「遠征でよく利用するエリアだけに背筋が凍る」「夜間に1人で歩くのが不安になった」といった声がSNS上で拡散しました。
第二に、「アプリ経由の見知らぬ相手と密室で2人きりになるリスクへの警鐘」です。被害者と加害者の接点がアプリであったことが報じられると、「個人間トラブルが命に関わる事態に直結する典型例」「どれだけ警戒しても密室に入れば逃げ場がない」といった、現代のコミュニケーション様式に対するリスク管理の甘さを指摘する書き込みが相次ぎました。
第三に、宿泊業界・ホテル運営側への防犯要請です。事件後、新横浜エリアをはじめとするホテル各社では、自動チェックイン機の本人確認強化、防犯カメラの高画素化・AI動線検知システムの導入、連れ込み客の身元確認徹底など、セキュリティ体制の刷新が急速に進められました。