書き置き御朱印を貼る際、失敗談として最も多いのが「紙が水分を吸って波打ってしまった」「数ヶ月後に糊が変色して台紙が黄色くなった」「帳面からはみ出て端が折れてしまった」というトラブルです。
市販されている主要な接着ツールについて、作業性・長期保存性・コストの観点から比較検証した結果を以下の表にまとめました。
きれいに仕上げる作業手順と貼り直しのテクニック
テープのりでの御朱印の貼り方は、四隅の縁(ふち)から2〜3ミリ内側に沿って四角く枠を描くように塗布するのがコツです。中央に「×」字を軽く加えると浮き上がりが完全に抑えられます。
帳面より紙が大きい場合は、御朱印帳のサイズと切り方に細心の注意を払いましょう。文庫本サイズ(約16cm×11cm)と大判サイズ(約18cm×12cm)では貼り付け可能な面積が異なります。余白を切り落とす際は、印章や文字、神紋・寺紋に刃がかからないよう定規を当て、カッターナイフで慎重に余白のみを削ぎ落とします。
万が一傾いて貼ってしまった場合、御朱印帳の貼り直し方法としてドライヤーの温風を裏面から数十秒あてる手法が有効です。糊の粘着剤が熱で軟化し、和紙を破らずにゆっくり剥がせます。剥がした後は新しいテープのりで再貼付してください。
御朱印帳の両面を使うマナーと裏移り対策
御朱印帳の両面を使うマナーについては、蛇腹折りの両面を使ってまったく問題ありません。ただし、直書きの墨汁や朱肉が裏面に染み出て「裏移り」を起こしている場合、裏面に別の直書きを依頼すると神職の手や衣服を汚してしまう懸念があります。
裏移りが目立つページには、書き置き御朱印を貼る専用スペースとして活用するか、あらかじめ和紙の当て紙を貼って保護するのがスマートな嗜みです。