フットサルとサッカーの決定的違いとは?ボールが弾まない真の理由

フットサルとサッカーの決定的違いとは?ボールが弾まない真の理由

フットサルとサッカーの決定的違いとは?ボールが弾まない真の理由の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

フットサルとサッカーを隔てる最大の物理的要因は、使用するボールの跳ね方(反発係数)とピッチサイズの設計思想にあります。一般的にサッカーでは中学生以上から大人まで外周68〜70cmの「5号球」が使用されますが、フットサルでは外周62〜64cmの「フットサル用4号球」が指定されています。単にサイズが小さいだけでなく、内部に綿や特殊合成素材を充填することで、2メートルの高さから落下させた際の初回バウンドが50〜65cm(サッカーボールは約135〜155cm)に厳格に抑制されています。

日本サッカー協会(JFA)の用具規定関係者によると、「狭いクローズドエリアかつ硬いフローリングや人工芝ピッチにおいて、ボールが過度に跳ね上がるとプレーが空中戦に偏り、選手の頭部接触事故や打撲リスクが跳ね上がる。足元での精密なボールコントロールとスピーディなパスワークを意図的に促すための安全設計である」と説明されています。

また、シューズの規格も明確に分離されています。サッカーでは天然芝・土用の固定式・取替式スタッド(スパイク)を着用しますが、フットサルコートでは体育館の床を傷つけないノンマーキング仕様のフラットソール(飴色または白底のインドアシューズ)、または毛足の短い人工芝専用のターフシューズ(TF)が義務付けられており、サッカースパイクの着用は原則として厳禁です。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価コート面積フットサル:約800㎡(38〜42m×20〜25m)
サッカー:約7,140㎡(105m×68m)サッカーの約1/8〜1/9のサイズ感限られたスペースでの判断スピードが命運を分ける使用ボールフットサル:専用4号低反発球(400〜440g)
サッカー:一般5号球(410〜450g)落下時の反発高:フットサル約50〜65cm/サッカー約135〜155cm足裏トラップを前提とした設計で浮き球が少ない競技人数・交代フットサル:5人制(自由交代・回数無制限)
サッカー:11人制(原則最大5人・3回まで)フットサルはプレー中いつでも審判の許可なく交代可能フットサルの交代は戦術的インターバルとして極めて重要試合時間フットサル:前後半各20分(プレイングタイム)
サッカー:前後半各45分(ランニングタイム)ボールアウト時に計時を止めるか流すかの差フットサルの20分ハーフは実質約40〜50分拘束の超高強度再開方法フットサル:キックイン(ライン上静止・4秒以内)
サッカー:スローイン(両手投球)フットサルはキックインから即シュートや展開が可能4秒超過で即相手ボールへ移るシビアな時間制限
佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。