フォークリフトには主に座って運転する「カウンターバランス式」と、立った状態で運転する「リーチ式」の2種類が存在し、レバーの配置や操作体系が大きく異なります。
カウンターフォークリフト操作方法は、自動車に近い感覚で運転席に腰掛け、ステアリング右脇の個別レバーを前後に倒して操作します。前後進の切り替えはハンドルの左側にあるレバーで行い、足元にはアクセル、ブレーキ、インチングペダルが備わっています。視界が広く、レバーごとの間隔も広いため、初心者にとっても直感的に扱いやすい構造です。
対するリーチフォークリフト操作レバーは、狭い通路での作業に特化しているため、右手のレバー群に「リーチレバー(マスト全体を前後にスライドさせる機能)」が加わります。立った状態で右手で昇降・前後傾・リーチ操作をマルチにこなし、左手で小さなハンドルスピンナーを回すため、カウンター式とは全く異なる身体の使い方が求められます。特にリーチ式は前後進の操作も手元のレバーで行うモデルが多く、誤って荷役レバーと取り違えないよう、ポジションごとの役割分担を明確に意識しなければなりません。