リリースから長い年月が流れた2026年の現在にあっても、「05410-(ん)」の放つ熱量は少しも色褪せていません。タイトルのトリッキーな暗号、英語詞によるスタイリッシュな強がり、そしてその裏に潜むどうしようもない情けなさ。野田洋次郎が描いたのは、時代やツールの変化に左右されない「人が人を本気で愛し、そして失ったときに晒してしまう剥き出しの人間性」そのものでした。
失恋ソングが時にただの感傷に流れてしまう中で、本作が今なおロックアンセムとして愛され続ける理由は、自らの弱さとみじめさを爆音の中で完全に肯定してくれる爽快感にあります。ヘッドホンを通じて、あるいは満員のライブ会場でこの曲のビートを浴びるとき、リスナーは自らの傷跡さえも生きている証拠として誇らしく抱きしめることができるのです。 (出典: 05410 ん 歌詞(Yahoo!ニュース))
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