市販のビスケットにはそれぞれ含まれる脂質や糖分が異なるため、使用する銘柄によって配合を微調整するのが仕上がりを格上げする秘訣です。
1. 森永製菓「マリービスケット」を使う場合
素朴な小麦の香りとミルクリッチな風味が特徴の「マリー」は、レアチーズやムースなど繊細な味わいのタルトに最適です。マリー自体が低脂質(1枚あたり脂質約0.6g)でサラッとしているため、基本の「ビスケット2:バター1」の黄金比を忠実に守ることが成功の鍵となります。
2. モンデリーズ「オレオ(またはノアール)」を使う場合
濃厚なココア風味とほろ苦さが特徴のオレオタルト生地は、生チョコタルトやベイクドチーズタルトと抜群の相性を誇ります。オレオを使用する際は、「中のバニラクリームをどう扱うか」で配合が変わります。
クリームを挟んだまま丸ごと粉砕する場合、クリームに含まれる植物油脂と糖分がバインダーとして機能するため、バターの量を「オレオ総重量の35〜40%程度」に減らしても十分に固まります(例:オレオ100gに対しバター35〜40g)。クリームを外してクッキー部分のみを使う場合は、マリー同様に「2:1」の配合を守ってください。