警告で収まりかけていた判定を一変させたのは、対戦相手であるブスコバとソリベストルモの抗議でした。2人は主審に対し、「彼女は泣いている」「血が出ているのではないか」「わざとやったのではないとしても、怪我をさせたのだから失格にすべきだ」と詰め寄りました。
さらに、スーパーバイザー(大会責任者)のウェイン・マキュエン氏がコートに登場すると、相手ペアは処分を厳罰化するよう強く主張。中継映像には、審判と協議中にベンチで薄笑いを浮かべる2人の姿が捉えられており、これが「ブスコバ 相手ペア 炎上」の引き金となりました。
結果としてスーパーバイザーは主審の警告判定を覆し、加藤・スーチャディ組の「失格」を決定。加藤選手はその場で涙を流し、賞金と獲得ポイントの剥奪という極めて重い処分を科されました。この判定に対し、マルチナ・ナブラチロワ氏をはじめとする世界の名選手たちや海外メディアが「恥ずべき判定」「相手ペアのスポーツマンシップ欠如」と一斉に非難の声を上げました。