冷凍エビと一口に言っても、殻付きのものや大容量の冷凍むきエビなど、タイプによって扱うポイントが異なります。
【殻付き冷凍エビの解凍方法】
有頭エビやブラックタイガーなどの殻付き冷凍エビは、殻が身を保護しているためドリップが出にくい利点があります。ただし、殻と身の隙間に氷が溜まりやすいため、3%の塩水に15〜20分浸して半解凍にした後、竹串で背ワタを取り除きます。殻ごと焼く・揚げる場合は、尾の先を斜めに切り落とし、尾の内部に溜まった黒い水分をしごき出すことで、油ハネを完全に防ぐことができます。
【業務スーパーの冷凍エビ解凍と活用術】
業務スーパーの冷凍エビに代表される大容量むきエビは、コスパに優れる一方で、保水性を高めるための食品添加物(pH調整剤やポリリン酸ナトリウム等)で処理されている製品が多く見られます。そのまま加熱すると独特の薬っぽさや不自然な水っぽさを感じることがあります。この場合も「3%塩水解凍」を行った後、多めの片栗粉と酒でしっかり揉み洗いして表面のコーティングをリセットすることで、驚くほど自然で歯切れの良いプリプリ食感へと改善できます。