Q1:『崖の上のポニョ』は震災の影響で地上波放送が永久禁止(お蔵入り)になったのですか?
A1:永久禁止にはなっていません。震災が発生した2011年直後は、被災者への心理的配慮から全国のテレビ局で水害シーンを含む作品の編成が見送られましたが、2012年8月に日本テレビ『金曜ロードショー』で再放送が実施されました。その後も2〜3年周期でノーカット放送が継続して行われています。
Q2:テレビ放送の際、津波のシーンはカットされたり修正されたりしていますか?
A2:シーンのカットや映像の修正は行われていません。日本テレビの『金曜ロードショー』では、初回放送から一貫して劇場公開時と同じノーカット版で放映されています。ただし、放送前や番組表において視聴者への配慮を促すアナウンスがなされるケースはあります。
Q3:水没した街で車椅子の老人たちが歩いているのは、やはり全員が死亡したからですか?
A3:公式設定として「死亡した」という事実はありません。宮崎駿監督はあの世界を「死者の国」ではなく、「境界線が取り払われ、太古の生命力が蘇った世界」として描いています。現実世界の老いや身体的不自由から一時的に解き放たれたファンタジーとしての演出であり、都市伝説の「全員水死説」は視聴者の解釈から生まれた俗説です。
Q4:水没した街のモデルは東北地方の被災地なのですか?
A4:東北地方ではありません。主な舞台モデルは広島県福山市の港町「鞆の浦(とものうら)」です。宮崎監督が2005年に現地に長期滞在して着想を得たものであり、瀬戸内海の地形と町並みがベースになっています。東北の特定の街を意図して描いたものではありません。