高梨沙羅選手の容姿の変化を語る上で欠かせないのが、メディアに登場し始めた黎明期からの成長プロセスです。1996年10月8日、北海道上川町に生まれた彼女は、小学2年生でジャンプを始め、2011年に14歳でコンチネンタルカップを制覇。瞬く間に世界中から注目を浴びる存在となりました。
当時の報道写真やインタビュー映像を振り返ると、ヘルメットの奥からのぞく表情は日焼け止めのみを塗った飾らないすっぴん素顔であり、眉毛も自然なままの素朴な中学生そのものでした。日本中が「天才ジャンプ少女」として親戚の子供を見守るような眼差しを向けていたことが、後の「顔変わりすぎ」という強烈なインパクトを生む土壌となったのです。
変化の兆しが明確に現れたのは2016年、彼女が20歳を迎えたタイミングでした。日本体育大学に進学し、成年を迎えた節目から、メディアの前に現れる彼女の顔立ちには明確なアイメイクや整えられた眉が施されるようになりました。10代のふっくらとした頬の幼さが抜け、アスリートとしての過酷な肉体改造とともにシャープなフェイスラインが完成していった時期と重なります。