リコイルを引きすぎてガソリン臭が漂っている場合、高確率でプラグが被っています。現場でできる迅速な復旧手順は次の通りです。
ステップ1:プラグを外して乾燥させる
付属のプラグレンチ(16mmまたは19mm規格が一般的)を使用してスパークプラグを取り外します。プラグの電極部分が黒く濡れている場合は、ウエスで拭き取り、ライターの火で軽く炙るか、風通しの良い日陰で10分ほど完全乾燥させます。同時に、プラグを外した状態でリコイルを5〜6回強めに引き、シリンダー内に溜まった余剰燃料をプラグ穴から排出(空引き)してください。
ステップ2:スパークプラグの火花確認(点火テスト)
乾燥させたプラグをプラグキャップに再度装着し、ネジ部(外側電極)をエンジンの金属製シリンダーブロックにしっかりと接触させます。その状態で薄暗い場所を選び、リコイルスターターを勢いよく引きます。電極の隙間に力強い青白色の火花が飛んでいれば点火系は正常です。火花が飛ばない、あるいは非常に弱い赤黄色の火花しか出ない場合は、プラグ自体の寿命(新品価格:約500円〜800円)か、イグニッションコイルの故障が考えられます。